造作工事とは?内装工事でどんなことをするのか解説
造作工事という言葉は聞いたことがあるけれど、具体的にどんな工事なのかよくわからない、という人も多いのではないでしょうか。
家を建てる、あるいはリフォームをする際に、必ずと言っていいほど耳にする「造作工事」。
この記事では、造作工事の概要、具体的な施工内容、造作工事が必要となる理由をわかりやすく解説していきます。
□造作工事とは何か?
造作工事とは、建物の構造や内装を設計図に基づいて作り上げていくための重要な工事のことです。
空間の機能性や美しさを向上させるために、壁、天井、床、棚、カウンターなどのカスタムデザインされた要素を組み込みます。
1:空間の機能性と美しさを向上させる
造作工事は、単に部屋を仕切るだけでなく、空間の使い勝手を向上させるための重要な役割を担います。
例えば、リビングに造作の収納棚を設けることで、スッキリとした空間を実現できます。
また、キッチンにカウンターを造作することで、作業スペースを広げたり、食事スペースとしても使えるようにしたりできます。
2:オリジナリティあふれる空間を実現
造作工事は、既製品では実現できない、自分だけのオリジナル空間を創造できます。
例えば、リビングの壁にアクセントとなる木製の棚を造作したり、寝室にこだわりの照明を組み込んだ天井を造作したりすることも可能です。
3:建物の構造と一体になる
造作工事は、建物の構造の一部として組み込まれます。
そのため、壁や天井、床などの構造と一体となり、より強度や耐久性のある空間を実現できます。
□造作工事の具体的な範囲
造作工事には、さまざまな工程が含まれます。
ここでは、代表的な造作工事の範囲について詳しく解説していきます。
1:窓枠や仕切り壁の設置
窓枠や仕切り壁の設置は、建物の間取りを形作る重要な工程です。
窓枠は、窓のサイズや形に合わせて設計・製作されます。
仕切り壁は、部屋の用途や空間の広さ、デザインに合わせて、さまざまな素材や構造で造作されます。
2:天井の野縁(のぶち)取り付け
天井の野縁(のぶち)は、天井材を支えるための骨組みです。
野縁は、天井の構造や強度、デザインに合わせて、適切な木材や金属材が使用されます。
3:石膏ボードの取り付け
石膏ボードは、壁や天井の仕上げ材として使用されます。
造作工事では、石膏ボードを適切な位置に固定し、表面を平滑に仕上げる作業を行います。
4:作り付け内部設備を設置する下地作り
作り付けの収納棚やクローゼット、カウンターなどの内部設備は、石膏ボードの下地に直接設置できません。
そのため、内部設備を支えるための下地を造作する必要があります。
□まとめ
造作工事は、建物の構造や内装を設計図に基づいて作り上げていくための重要な工事です。
空間の機能性や美しさを向上させるために、壁、天井、床、棚、カウンターなどのカスタムデザインされた要素を組み込みます。
造作工事には、窓枠や仕切り壁の設置、天井の野縁取り付け、石膏ボードの取り付け、作り付け内部設備を設置する下地作りなど、さまざまな工程が含まれます。
造作工事は、専門的な知識や技術が必要となるため、信頼できる業者に依頼することが大切です。
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