新築に和室がいるかの決定はメリットとデメリットを把握してからでも遅くない!
新築の家を建てる際、和室を取り入れるかどうか迷っている方は多くいらっしゃると思います。
和室は古くから日本で愛されてきましたが、生活スタイルが変化した現代では和室が必要なシーンも減り、導入を悩む方も少なくありません。
今回は、新築に和室を取り入れる際のメリットとデメリットを解説します。
和室を取り入れるかどうかの判断に悩んでいる方は、ぜひ最後までお読みください。
◻︎新築に和室がいるかどうかメリットを知ってから判断しても遅くない!
和室はなくても困らないと考える方もいらっしゃいますが、和室は以下のように多くの魅力を備えている間取りです。
1.汎用性が高い
和室は非常に使い勝手が良いと言われる理由として、居間、食事スペース、寝室として利用でき、部屋の使い方に制限がないことが挙げられます。
座卓や座布団を配置するだけで、様々なシーンに対応できるのは和室ならではのメリットです。
2.転んでもケガをしにくい
和室の特徴である畳は柔らかく、転倒時のケガのリスクを低減させてくれます。
特に子育て中のご家庭や高齢者の住まいでも、転倒しても一大事になるケースは少なく、安心して生活できます。
3.リラックス効果がある
畳の香りや感触は、心を落ち着かせる効果があります。
イ草から放出されるフィトンチッドは、森林浴と同じほど心身をリラックスさせる効果があると科学的にも証明されているのです。
4.湿度調整をしてくれる
畳に使用してあるイ草とワラは、吸水性に優れています。
部屋の湿度が高いときは水分を吸収し、低いときは放出するため、常に快適な環境を維持できるのです。
◻︎和室のデメリットとは?
汎用性も高く、小さなお子様でも安心して過ごせる和室ですが、デメリットもあります。
デメリットを把握しないまま、和室を取り入れると後から後悔してしまうかもしれません。
和室の導入を検討している方は、ここでデメリットも把握しましょう。
*定期的なメンテナンスが必要
畳は自然素材でできているため、年数による劣化が避けられず、定期的な張り替えが必要です。
そのため、フローリングと比較すると維持費用がかかってしまいます。
*ダニやカビが発生しやすい
先述した通り、畳に含まれるイ草やワラ湿気を吸収する性質があるため、ダニやカビの発生リスクが高まります。
特に湿度が高い季節には、注意が必要です。
*家具を置きにくい
畳は重たい家具を置くとへこんでしまう恐れがあるため、重たい家具には向いていません。
家具を置く際には、畳を傷めないよう注意が必要ですが、結局どこに置いていいのか分からず、デッドスペースと化してしまう場合もあります。
◻︎まとめ
汎用性の高さやリラックス効果は和室にしかないメリットですが、メンテナンス費用がかかることやカビやダニが発生しやすいというデメリットもあります。
和室がいるか、という疑問の答えは、ご自身が考える理想の家によって異なります。
新築の家を建てる際、和室を取り入れるかどうかの判断材料として、今回の内容を参考にしていただけたら幸いです。
豊橋市周辺で家づくりをお考えの方は、当社が丁寧にサポートします。
ぜひ、お気軽にお問い合わせください。