新築で床がきしむ時はどうしたらいい?解説します!
新築住宅を手に入れた喜びも束の間、床のきしみに悩んでいる方へむけて、この記事では、なぜ新築の床がきしむのかという理由に加えて解決方法までご紹介します。
床のきしみは単なる騒音問題ではなく、生活の質に直結する大切なテーマです。
実践的な解決策を通じて、新しい住まいをより快適な空間にしましょう。
□新築の床がきしむのはなぜ?放置しても大丈夫な理由
新築住宅の床がきしむ主な原因は、実は木材の自然な性質にあります。
木材は含水率の変化によって膨張や収縮を繰り返すため、床のきしみの一因となるのです。
特に新築や大掛かりなリフォーム後は、木材が完全に乾燥するまでに時間が必要で、この期間にきしみが発生しやすくなります。
床のきしみに大きく関係する木材の含水率と、湿度管理の方法を以下でご紹介します。
*木材の含水率とその影響
木材は平均して10パーセントから15パーセントの含水率で使用されますが、時間が経過するにつれて周囲の湿度に合わせて水分を放出したり吸収したりします。
この自然な過程が床のきしみを引き起こすことがあります。
*湿度管理と掃除方法
上記のようなきしみは、適切な湿度管理と掃除方法で軽減できます。
例えば梅雨時には乾燥機を使い、冬場は加湿機を活用することで、床板の湿度を一定に保つ方法が有効です。
また、水拭きではなく乾いた布や雑巾で床を拭くことで、余分な湿気を避けられます。
□放置してはいけない床のきしみとその対策
木材と湿気の関係による床のきしみは様子を見ても良いですが、施工ミスや建材の問題による床のきしみは放置してはいけません。
これらは住宅の構造上の問題を指し示す可能性があり、早急な対応が求められます。
もし、以下のような問題が発見された場合は、急速に対処しましょう。
*施工ミスや建材の問題
施工方法に問題がある場合や、根太の強度不足、床束の数不足などが原因で床がきしむことがあります。
こうした構造上の問題は、床の安定性に直結するため、修理やリフォームが必要になることが多いです。
小さな隙間や軽度のきしみであれば、市販の補修材を使用して自分で対処することも可能です。
しかし、問題が深刻であれば、専門家による診断と対応が不可欠です。
自分自身で判断しにくい場合は、すぐに専門家に相談することをおすすめします。
□まとめ
新築住宅の床がきしむ原因は、多くの場合、木材の自然な性質によるもので、適切な湿度管理と掃除方法で軽減できます。
しかし、施工ミスや建材の問題に起因するきしみは、放置せずに対処しなければなりません。
当社では、お客様の理想をいかに現実に近づけるか、ということをテーマに家づくりを行なっております。
豊橋市周辺で家づくりをお考えの方は、ぜひ当社にお気軽にご相談ください。