平屋を建てようとお考えの方は、その形状に悩むことかと思います。
平屋にはコの字やロの字など、様々な形状があります。

今回は、コの字の間取りのメリットとデメリット、デメリットの対策について解説します。

□平屋のコの字型の間取りのメリット・デメリット

＊コの字型の間取りのメリット

1.風通しと採光性も良い

コの字型の間取りは、住宅の中央に中庭を設けるため、各部屋が中庭に面して配置されます。
そのため、風通しと採光性が良く、室内の空気が常に新鮮に保たれます。

2.プライバシーを守れる

コの字型の間取りはその形状から、外からの視線を遮ります。
また、各部屋が中庭に面して配置されるため、家族が集まるリビングやダイニングなどの共用スペースと、個人的な空間である寝室などが分かれているため、プライバシーが守れます。

3.室内に開放感が生まれる

コの字型の間取りでは開放感のある空間が作り出されます。
また、中庭は植物を配置することで、自然が身近に感じられる空間にもなります。

4.家族でのコミュニケーションが盛んになる

コの字型の間取りは、家族が集まる共用スペースが広く、家族でのコミュニケーションが盛んになります。
また、中庭にアウトドアなどで家族が集まって過ごすスペースを設けることもできます。

＊コの字型の間取りのデメリット

1.壁が多くなることから施工費用が増す

コの字型の間取りは、住宅の中央に中庭を設けるため、壁が多くなります。
そのため、施工費用が増加する可能性があります。

2.中庭のメンテナンスが必要

中庭付きのコの字型の間取りは、中庭のメンテナンスが必要になります。
中庭には樹木や花壇などを配置することができますが、その場合、定期的なお手入れが必要になります。

3.動線が長くなる可能性がある

コの字型の間取りでは、部屋と部屋の間の動線が長くなる可能性があります。
その結果、家事などの効率が下がる可能性もあります。

□デメリットの解決策

＊費用対策

費用対策としては、住宅の造りをシンプルにすることが挙げられます。
コの字部分以外の形をシンプルにしたり、間取りや設備などを削ることで費用削減につながります。

＊メンテナンス対策

メンテナンス対策としては、お手入れが楽になるような庭の設計にすることが挙げられます。
設計以外にも、汚れにくい素材を取り入れるなどの工夫ができます。

＊動線対策

動線対策としては、しっかりと実際の生活を見越した間取りづくりを行うことが大切です。

□まとめ

今回は、平屋のコの字の間取りのメリットとデメリットについて解説しました。
デメリットこそありますが、設計時の工夫や対策で十分対策は可能です。

ぜひ本記事を参考に、中庭のある家づくりをしてみてはいかがでしょうか。

また、豊橋市周辺で注文住宅を建てたいとお考えの方は、ぜひ当社にお任せください。